2020年3月31日火曜日

もっともらしい事を書こうとして、昨日・・・。


公開しなくて、良かった・・・。

100~200の閲覧数とは言え、めっちゃ
後悔するところだった。

なんか、すっげぇもっともらしい事を書いて
恥を掻くところだった。他の誰でもない
自分で「恥ずっ!!!!!」ってなるところだった。


公開

後悔

書く

掻く


意図せず
これはこれで恥ずかし(笑)



「今だからこそできること」

ってタイトルで、延々と書き連ねていたけれど
途中で「結局何が言いたかったんだっけ?」ってなって

「また見直してから、まとめよう」

っていったん置いて
今日、書きなおそうと思ったら

見直す前に自分で書いた内容を思い出して
嫌になって、見直すこともなく削除した。


簡単にいうと

こんな時だからこそ、こんな今だからこそできる事を探したい

という内容だった。

カップラーメンより、甘酒摂って欲しいなー、って言おうとしてた。




その気持ちは、全然嘘とかじゃないけど

なんか、自分で胡散臭いなーと思ってしまった。


志村けんの死で

「志村けんの死を無駄にしない!」

と言っているのと一緒で

「無駄にしない、って何?」

ってのと一緒で


誰かの死で何かを思い知らされることはあっても
「これを機に!」ってのは、どうもピンとこなくて。


それと一緒で

「こんな時だからこそ、免疫力を!」

っていう触れ込みにどこか違和感があるそれと

どうも同じような事を書いていた気がして、辞めました。





だって、何がどうあったって
志村けんの死は悲しすぎる。
悲しみに暮れて、何が悪いんだ。

ただただショックだったんだ。

そこに「これを機に」なんて
まだとても言えたもんじゃないんだ。

落ち込んで何が悪い。
まだ、自分や周りをふるい立たせるようなことは言えないんだ。




この新型コロナウイルスによる
世界中の状況を、どう受け止めて
整理していいかなんて、ホントはホントは分からない。

まだ分かっていない。

でも、不安を怒りに変えて
世の中にぶつけまくるのは、絶対に違うと思っている。

政策や対策や、状況に文句言ったって
状況は変わらない。

グッと、じっと、静かに
状況を確認するほかない。
で、決まった事には素直に従いたい。

それと一緒で

ほんとのほんとのほんとの本心は

「これを機に、免疫力アップ!!!」

なんて、あたしは
やっぱりまだ言えないんです。



それは、この世界情勢が落ち着き
終息を迎えて、

そこからもっと先でいい。










東日本大震災時、東京にいて
余震が続く中で思った。

何もできない事への焦りと
何もできないのであれば、せめて自分ひとりくらいは
何か変わりたいと。

そして、1年かけてその当時の仕事を辞めた。
「来月辞めます」が通用しない職場だったから
1年かけて辞めたんだった。
そしてその1年を、準備期間に使った。


今度の新型コロナウイルスに関しては
また、その時のそれとは全く状況は違うけれど

1年かけてやろうと思っています。

ただただ、黙々と
ひたすらに糀を作り続けて

世界がまた平和を取り戻したときに
動き出せる何かを、作りたいと思います。



トイレットペーパーを買い占めたい気持ちは分かる。
マスクがどうしても欲しい気持ちは分かる。
だって、みんな自分の家族を守りたいから。
自分の生活を守りたいから。

でも、だからって
不安から、他の誰かを傷つけていい事にはならない。
不安だからって、文句言ってこれ以上の混乱は避けるべきだ。

と思う。


〇〇がない中で、どうしたらいいかを考えた方が面白い。


それは、昨日書いていた
それは、全く気持ちとしては変わらない。



ただでさえ不安な状況で
文句や怒りで、更に自らを疲弊させないで欲しい。
誰かを傷つけたり、混乱を招くその行動や言動の前に
その気持ちが、まず自分を疲弊させている事に気づいて欲しい。

これは、切に願っています。
これは、自分にもまだまだ言い聞かせています。




そして、糀やとしては
経営者としては全然ダメなのかもしれないけれど

カップラーメンだろうが
冷凍食品だろうが

今、この状況を助けてくれて
その1家庭1家庭が明るく過ごせるなら
あたしは何でもいいと思っています。



この状況から抜け出す兆しが見えたら

その時初めて、一緒に
「食を見直す」などの一部として糀のことをもっと
考えて提案していきたい。と思っています。

そのための準備を1年かけて行います。



それまでは、何も販売しないとかそんなことでは決してありません(笑)
もうすでに、「これを機に」と感じて動いていらっしゃる方も沢山いると思います。
それを否定している訳ではない事は、ご理解頂きたい。
そんな方には、全力で伝えられる限りの事は、伝えていきたい。

それは、こちらからガンガンに攻めるという形ではなく
こんな時だからこそできる「受け皿」に徹する。という、私なりの意思です。





本当は、冷静になんていられない。
まだ、何が起こっているのか分からない。
悲しみ暮れる時間も必要で
不安で悶々としていて当たり前。

それは当然の事だから、
当然の事として受け止めて、

ただ真正面から、全身ずっぽりはまってしまうのではなく
そっと一旦横に置いておいて、前向いて進めるような

そんな状況は作りたいと


心から思っています。







なんだ、結局
もっともらしい事言ってんな(笑)





でも、心から心から

そう思っています。



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